一筆啓上奉り候。
自分が日本人でよかったなぁと思える機会って、近頃少なくなってきました。
だから益々京都は良いね。たくさん思わせてくれたもの。
2005年の幕開けを京都で過ごしたいなぁ〜と計画をたてて行きました。
大人になると時間が無くなるけど、行きたいところで行っちゃいけない所は意外と少ない。
食べ物についてもそうだけど、旅行でキレイな物を沢山見るのも自分への大切な投資だと思ってます。
さてなんで京都かというと、ここ1年くらい新撰組にハマっているからというのが大きいです。
きっかけはプレステ2の新撰組ゲームw
何かにハマるのって手順はどうでもいいんですね。
それから小説を読んで、NHKの時代劇「新撰組!」を見てと、いう感じで着実にモチベーションを高めて行きました。
俺は理系だから実は幕末の詳しいことが全くわからなくて、さらにいうと新撰組が何をしてたのかさえ知りませんでした。
今もキチンと史実を勉強したわけではないからアヤフヤな所はあります。
なのでここでは、あまり偉そうに新撰組を語りません。。
2泊3日の京都旅行。一日目はさっそく新撰組縁の地へ。
京都駅からバスに乗って四条大宮で下車。
最初に行ったのは光縁寺。
ここは新撰組総長の山南敬助さん(ドラマでは堺雅人が演じてました)のお墓があるところです。
お墓という事もあって、入り口に「見学のために入るのは遠慮ください」みたいな事が書いてありました。
「ありゃりゃ俺は入らないことがいいのかな。。」
なんて少し佇んでいると、一台のタクシーが入り口に横付け。
運転手のおじさんが観光客数人を連れて、ズカズカっって入っていきました。
「じゃあ、まぁ俺も平気かな。」という事でキチンと礼節を持ってお墓まいりしました。
もちろんお線香もあげてね。山南さんの近くには、谷三十郎さんなどの隊士のお墓。沖田総司縁の女性のお墓もありました。
それから少し行くと山南さんが切腹した前川邸がありました。
山南さんと仲の良かった明里さんが切腹の知らせを聞いて窓越しに泣きながら別れをしたと言われています。
ドラマの中では明里っていう名前も山南さんがつけてました。
その窓は無くなってしまったらしいですが、きっと同じような感じだったんでしょうね。
次に行ったのは新撰組の屯所だった八木邸です。
実際に中に入ってみると天井の低さにビックリ。
ふすまや障子もそれにあわせて低く設計されていて、これらの高さおよそ174cm
八木邸では案内の方が、新撰組の話し、八木邸の話し。芹沢鴨さん(ドラマでは佐藤浩一さん)の暗殺事件の様子などを語ってくれます。
また終わった後で抹茶も振舞って頂けました。
ここの壬生餅は、小さ目の大福に壬生菜が細かく刻んで入っている甘さ控えめのお菓子で、おいしかったです。
なんか実際に新撰組の方々が住んでいた場所に入れて、大分テンションが上がってきて、「芹沢鴨かも〜♪」なんてくだらないギャグを飛ばしながら、次の壬生寺に行きましたところ。ここにはその芹沢鴨さんのお墓があるではないですか。。
お酒を飲むと大変手がつけられないくらい暴れていたという芹沢さん。
「あ〜ごめんなさ。い。カモかもなんていって。。こわー」
とお墓に手を合わせてきました。
ここには千葉県流山で捕まり、東京都板橋区で処刑された新撰組局長、近藤勇さんのお墓と胸像も発見。
さらに「ああ〜新撰組」みたいなタイトルの曲もあり。これは新撰組ファンの方が作った物みたいですw
歌詞だけ石に刻まれていたから、それを見ながら即興で曲をつけて歌いながら見学させていただきました。
以上新撰組にまつわる場所を探索して、掲示板でペトさんがオススメしていた新京極に移動しました。
せっかくだからという事で、錦市場にも行って昼ご飯を探そうと思い、入っていくと年末という事で市場は大混雑。
でも、京の漬け物。湯葉屋さん。鰹節屋さん。など、あ〜京都っぽいっていうお店が沢山で楽しかったんだけど、さすがに混み過ぎで脇道へ。
すると「五行」というラーメン屋さんを発見。
焦がし醤油ラーメンをオーダーしました。
運ばれて来たのは、その名の通りスープの表面に沢山の焦げがついたラーメン。
「こんなの食べて良いの?」的な見た目だったけど、意外とおいしい。
醤油が焦げているのは、醤油をつけた熱いお餅の焦げ目に近い感じ。
麺は中太の緩やかカーブ。
焦げの悪健康を補うかのように、たんまり置かれた五穀ご飯と野菜。
なんか新しい味だったよ。また行ってもいいかな。何しろ店員さんのサービスがホントに満点。
至れり尽せり+笑顔で送り出してくれました。
良いよ。面白いし。沖縄のお酒いっぱい置いてあったし。
外に出てから人ごみを避けるように新京極へ。
なるほど楽しいね。
印象的には高円寺の商店街という感じかなぁ。
全部の写真は撮ってこなかったけど色々あったから紹介。
まず「蛸薬師堂」
蛸ってタコでしょ?と非常に気になって入ってみるとご本尊様の近くにいましたよ、ホントにタコの形の木製神様。
よく見るとお賽銭箱の近くにもタコ木製が。。京都の人はタコを神様だと思っているのかねぇ。。っておい。詳しくはわかりません。。
なんか町中にも「蛸薬師堂」っていう赤ちょうちんがあるし。ん〜。。
タコつながりでおいしそうなたこ焼き屋さんも発見。これも知ってる人いたらって、いないだろうけどね。
なんかたこ焼きがさ、スープの中に入っているの。スープタコ?明石焼きでは無いんだよ。もっとずーーっと味噌汁みたいなの。
不思議。。うまそうだった。
あとは変なお店その名も「ミッキーマウス専門店」。。なんかミッキーグッツの中古をあつめている感じのお店。
でもまった。ディズニー以外の物も多いぞ。

最後にこれは別の日に撮ったんだけど定食屋さん。「宮本むなし」なんか切なくないかい。。
もっと良いネーミング無かったのかねぇ。。

ありがとうペトさん。新京極はなるほど不思議ワンダーランドだったよ。
新京極からさらに三条の方まで行くと、新撰組の話し上のクライマックス池田屋騒動があった、跡に到着。
いやこれもう碑が建ってるだけだから見つけるの大変。探しながら一度通り過ぎまして、先の川まで行って「あれ?越えた。。」と戻って見つけました。
なんかぱちこんこ屋さんの店前にあるだけなんです。隣りにパネルがあるけど。
良く言うと打ち解けてるって感じですかね?
新京極のなごりかねぇ。。
 |
 |
 |
 |
90.光縁寺正面。
左の入り口から中へ入れます |
91.前川邸
|
92.八木邸 |
93.壬生寺 |
 |
 |
 |
 |
94.近藤さんの胸像 |
95.錦市場 |
96.五行の焦がし醤油ラーメンと健康食材達 |
97.池田屋騒動跡 |
二日目は北へ。比叡山より来たの鞍馬山に行きます。
ここは今度の大河ドラマ「義経」の牛若丸が修行をした場所。それから気が生まれるところという事で。大変楽しみです。
京都市内から電車で一時間くらいの遠い所です。雪がキレイでした。
オタノシミニ。
二日目に行く⇒ 今かいてます。
|